エクシオ一対一着席会話型パーティー

体験談

 

「ゆちり」さんは知り合いの中でも1、2位を争う明るい人です。とにかくどんな事にもくじけない元気なアラサー女性です。でもそういう人にも普段は人に言えない苦労があったそうです。今日は、そんな明るいアラサー婚活の苦労話を聞くことができました。

 

本気であせってるアラサー婚活女「ゆちり」

 

未婚・明るいギリギリ20代女子「ゆちり」と言います。20代と言ってももうアラサーというか、30歳が”本当に、本当に”近いのでハートはジリジリ焦っています。25歳ぐらいからいろんな婚活をやっていますが…「実らず」「今回は見送り」「いや私が見送られ…」が続いています。ヤバいぞワタシ、かなり焦って参りました。でも決めきれないのは私が育ってきた環境に原因があるんじゃないかと思っています 。

 

 

マジメなうちの長女に生まれて

 

私は両親とも真面目な公務員で、たぶん普通の家庭よりは「マジメ」に育てられたと思います。母もいつも口癖のように「マジメが一番よ、普通が一番よ」と言っています。美容師の専門学校行きたいかな?って仄めかしただけでも強硬に反対されましたから…というわけで、私も学校出て試験に受かり某県某市の役所で働いています。

もし恋人が出来ても、派手な人だったり、自営業の人だったり、ましてや水商売だったりしたら、うーん、どうしましょう?親に合わせる気が、萎える萎える。

 

でも、私はもう少し楽しく人生を謳歌したい

 

私自身も真面目なことは良いことだと思うのですが、ちょっとうちは頭が固すぎるようです。そんなウチの中では私は派手で浮いている子と見られていて(それでもかなり普通です)、少し頭の固すぎる両親に遠慮して婚期を逃しているのではないか?と思っているのです。

たぶん父や母が安心する相手というのは「公務員」「教員」あるいは「理系の専門職」の男性です。マジメな人=安心 なのです。

 

マジメ男子と話していても「退屈」です:ごめんなさい否定できない

 

私の周りにも真面目男子と結婚してオススメしてくる友達がいます。確かに公務員や理系男子というのは、一般的に「マジメだし、女遊びしないし、高収入だし」といい事ずくめで、安全な男性を求めている女にとって、いい条件でしょう。でも、実際に会ってみて「正直、たいくつ」というか「全く盛り上がらない」人が多くて、本当にこういう人と一生暮らすのだろうか?と不安を拭えません。

いざ自分の専門分野の話になると、話が長い!それなら延々と話し続けることが出来るんでしょうが、もう少し一般的な話とかないんかい?

 

一度でいいからしてみたい、ファンション映画にディズニーランド、歌丸です

 

職場にいる「公務員」の男子ですか?うーん、、、働いている姿を見る限り、あの事なかれ主義で、出過ぎたことを嫌い、上からの指示を待つこと、にエネルギーを傾けるマジメな人たちに、デートをリードするとか、美味しいレストランを開拓するとかいう、一緒にいて「楽しくなる」な側面があるのかな?想像できーん。

 

あなたが「運命の人」です!

 

いやいや、「ゆちり」よ!お前が探し足りないだけだよ!理系や公務員の男子がマジメだとかオタクだとか「偏見」もいいとこだぜ、俺を見ろよ!数学は得意だし、仕事は研究職だし、でも趣味も幅広いし、女子との会話も得意、ファッションやグルメにも興味あるし、君が彼女になってくれたらショッピングも付き合うし、映画やライブもバンバン行くぜー!とかいう人。そう、あなた!あなたが私の運命の人です。あなたはどこで回り道をしているのかしら???

ったく、自分で書いていても、あーあ、だからこの女は婚期逃してるんだぜ、まったく、ケッ(笑)ってツッコミたくなりますもんねぇ、あーあ。

 

少し前の体験談

 

で以前、エクシオの婚活パーティに参加した時のお話。申し込んだのは「社会人応援編~お仕事+恋のある日常~」です。まあね、エクシオは安いからね。事前にネットからの申し込みだと女性は500円から色々あるし。うーん、今度の婚活はどうしよう?と思うとまずエクシオから調べたりしますね。

 

1対1

 

一対一着席会話型のパーティで、参加資格は独身社会人です。対象年齢は23歳~35歳位で、その時私の年齢はギリギリ28歳でした。エクシオは安いから「腕試し」にちょうどいいかも?というご意見もありますが、甘い考えで行くと、全く相手にされなくなるのがアラサーです。え、アラサー?あっちに若い女性がいるのになんでアラサーに行くの?と言われたら最悪です。

 

同じニオイはすぐ分かる

 

見慣れているせいか、一目見ると「あ、この人は公務員かな」というのは分かりますね〜。こういう対面型パーティーに参加するくらいなので彼らもファッションにはそれなりに気をつけているのでしょうが、どんなにいい衣装で誤魔化しても役所勤めのニオイがします。

 

見える!オーラが見える!

 

あのクールビズ・ブーム以来、夏はかなり自由な服装が許されるようになった「公務員」ですが、どんなに自由な服を着ても「固い」臭いがしてるから、私の鼻はごまかせないんだよ、ふふふ。マジメ理系青年だとなおさら。クソ真面目オーラがボワーンと大気中に発散されているのが「ゆちり」アイには見えてるぞ〜。

どっちつかずの淡い期待

 

仕事をしているなかで、普段なかなか「公務員」以外との出会いがないので、一般の男性達にも会ってみて「見る目」を磨きます。経験を積みます。これも社会勉強、見聞を広げるためです。但しもちろんマジメでお堅い仕事でも、めちゃくちゃ楽しくて社交的な「運命の人」がいるのなら、その人にぜひ会ってみたいな〜、とかいう淡い期待も抱きながら…。

 

全国のみなさんの怒りが聞こえて参ります。

 

だからお前は結婚できねーんだよ!というツッコミが全国から聞こえてまいります。はいはいはい、その通りです。仰せの通りです。せっかく見聞を広げるとか、見る目を磨く、とか言っていながら選ぶパーティーは「公務員、研究職限定」ですから、本当に血は争えないものです、わはははは。コラーっ、親のせいにするなー!っという声も聞こえてます。

 

予習はバッチリ

 

それでいつもの恒例回転寿司型パーティーがスタート。色々な本を読んで研究しこの日のためのファッションは勝負の可愛いワンピ。おそらく話し下手の理系のために会話のセンスをグレードアップ。常に、こちらが会話をリードし「お話の面白い女性」を演じきる作戦にでる。相手は年下の場合、楽しげなお姉さんを演じる。相手が年上の場合は、どんな話にでも興味深々で食いつく可愛い年下の女演じる。

今回の最低目標を発表します

 

会場に行ってみると、絵に描いたような真面目臭がプンプン。全員スーツだが、なんか洗練されてない。「ダサい」。よし、これなら大丈夫。予定通りのマジメくんばかりが集まった想定内の戦場であった。今日はとにかくハードルをグッと下げてとにかく誰かとカップルになってこの会場をでる!ことが目標なのだ。

 

戦い終わって、、、手応えバッチリ

 

ズバリ作戦は成功した。そしてたくさんの公務員たちと楽しい会話を続いた。話はとても盛り上がった。というのもこちらが盛り上げてあげたからだ。想定できる質問はだいたい考えている。全員と楽しいひと時が持てた「と思う」

 

 

一人の例外…ああああなたが「運命の人」なの?

 

一人とても公務員とは思えない洗練されたファッションセンスの人がいた。それとなく尋ねて見ると、この人はどうも人数合わせのために呼ばれたようだ。いやサクラとかそういう確証は全くないのだが、他のマジメ君と全く違う匂いだ。〇〇社の研究職です、と言っていたが具体的に何をしているのかははぐらかされて答えてくれなかった。

私の心は興味津々。この人に色々と話をしてみた。「すごい」。会話力が公務員の5倍ぐらいある。話が面白い。趣味が広い。レストランをいっぱい知っている。服もおしゃれだ。明らかに楽しい。とワタシの心が叫んでいる。サクラさーん。

閑話休題

 

とりあえずそういう面白い人もいたのだが、総括すると、沢山の人とわりかし長い時間喋ることができた。一対一の着席型婚活パーティーの長所だと言える。会話はほとんど私がリードした。やれることはほぼやり尽くした。あとは結果を待つ。

さあ、こい!私も自分がいいと思った人を全部列挙したぞ。さあ!

 

 

 

え?カップリングなし。なんと、誰も、誰からも、選ばれず。

 

 

 

なんでやねん。かなり凹む。みんな23、24の若い女の子の所に言ってしまったようだ。大ショック。

公務員、マジメ、理系男子、奴らもやはり、と言うか、マジメ君だからこそか?なおさら、若くて可愛い子が好きなんだ。あのさっきのどう見ても公務員に見えない「サクラ」さんも若い女の子とカップルになっていたようだった。これがアラサーの現実だ。

 

 

ショーウインドウに映る寂しい女(泣)

 

帰りにショーウインドウに一人の私が映った。誰かと二人で映るはずだったガラスに一人ぼっちのワタシが映っている。あー、、、数時間前に「運命の人」がいるかもしれない、とちょっとルンルンした気持ちで歩いて来た道をワタシは泣きながら歩いていた。グスン、今すぐ消えてしまいたい。しばらくは「婚活疲れ無限ループ」にハマることだろう。今夜は、焼酎でも飲もう。

 

 

 

「ゆちり」さん、立ち上がってね。あなたならきっと大丈夫。

 

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