バツイチ同士の婚活→そして再婚。ほどよい距離のフーフ

 

珍しくご夫婦でお話をしてくださった文香さん・礼二郎さんです。お二人はバツイチ同士で一年半前に結婚したのです。最初に奥様の文香さんにお話を聞いていたら！お話の途中でご実家（奈良県）に帰られたので、旦那さんが代わりにお話してくれました。結果ご夫婦それぞれの話を別々に聞くことができたので「婚活チップス」としては夫婦両方の意見をゲットです。実は今、幸せの絶頂にいるお二人。なのに、今別居中？ええっ！？どういうことなんでしょうか？お二人のお話です。

 

まずは：赤ちゃんが生まれました！

 

どうも旦那の礼二郎です。以下（礼）でお願いします。いきなり乗っけからですが、ちょうど先週の水曜日、朝の5時過ぎに女の子が生まれました。なのに「別居」と言っていますが、実はヨメハンは実家にいるのが好きなので、結婚してからもほぼ半分は実家暮らし。僕はそこに通う感じで「結婚」しています。今は女の子が生まれたばかりで、会いに行くのが楽しみです。

 

そうなんです。お二人は先週赤ちゃんが生まれたばかり。奥様の文香さんはお産の２ヶ月前からご実家に帰っていました。さかのぼること１ヶ月半前奥様の文香さんに話を聞いていました。では文香さんです。

 

2人とも前の離婚から学んでたどり着いたスタイル

 

（文香さん）実は私たちは、2人ともバツイチ。離婚者同士の再婚なんです。アッハハハハ。でも今「別居中」なんですぅ〜って言って友達に「引くわ」とか言われていますぅ（笑）バツイチ同士なんで、まずお互いがもう絶対に離婚したくないね、と言い合って再婚しました。前の結婚で失敗したのは「夫婦の距離感」だったという感じが大きいので、今回お互いちょうどいい人に巡り会えたと思っています。

 

 

あまり好きでもない人と結婚するぞ婚活

 

前の人は好きで結婚してたんで、なんか帰りが遅いなーとか、相手のスマホの時間が不自然に長いなーとか、誰となんの話？ってすぐ気になってケンカになってました。だから再婚するための「再婚活」始める時、もう「あんまり好きでもない人と結婚しよ」って思いましたもん。

 

勢いとかで好きじゃない人と結婚したんじゃない

 

 

あまり好きじゃない人と結婚した、というと周りから、それって、相手に押し切られて、そんなに好きでもない人と勢いで結婚したの？って心配されますが、そうじゃなくて、私がわざと距離を取れる人と結婚したんです。好きな人と結婚すると嫉妬とか相手の仕事とか女性関係とか、いろんなストレスでケンカになってしまうから、そうでもない人と結婚したということなんです。そうでもない人…だけどとってもイイ人です。

 

幸せです。波風が立たないことが一番です

 

 

いや、そうしたら、意外と幸せ。平穏な夫婦生活を送っていますよ。この方がケンカしないからいいですよ。恋愛感情は無い…無いって言ったら言い過ぎかもしれないけど、恋愛感情というよりは友情の大きなやつという気持ちです。趣味があう友人？そうそう趣味がほとんど一緒なんで友達としては最高なんですよ、今の旦那。波風は立たないけどとても平和な状態が続いているようなハワイのビーチみたいなところが好きなんです。

 

 

アニメと音楽、そして映画の趣味がほぼ共通なんで、ずっと喋ってても飽きないですね。

 

どんな恋愛も3、4年で冷めてしまうから

 

恋愛感情は、3年くらいしたら冷めてくるんで、自分か旦那のどちらかがなんか微妙にツレない感じになってくるんですよ。もう、お前なんかどうでもいいとか、アンタなんかどうでもいいわとか、相手の存在が少しうざい感じになってるアンバランス状態ですね。あれが無いんです。

 

友達となら嫉妬しないし飽きない

 

前の旦那に浮気されたことが一番最悪だったので、今の旦那は恋愛感情じゃない関係だから浮気されても多分凹まないと思います。それは言い過ぎかも？ですかね。でも多分大丈夫だと思います。お互いに干渉しないことが一番大事と言いますか、趣味とかはほとんど一緒なのでずっと話してて飽きないですよ。友達といてしゃべり疲れたら「じゃね、またね」って言えるじゃないですか？あの感覚です。

いつまでも、、、そして歳を取ってからも今のように趣味の話をして盛り上がっていたいんですね。

 

きっかけはアラサー街コンで

 

そんなダンナと出会ったのは街コンです。ウチらは大阪の南の方で生活しているんですけど、お祭りとかが有名な地域です。そこに20代後半〜35歳くらいの年齢のくくりでグループ分けがあったんですが、そこで知り合いまして、だんだん付き合うようになりました。

 

通い婚。通いコン活なんですウチは

 

 

かなり長いこと「通い婚」してましたよ。ダンナが私のマンションに通ってくる。そして音楽とかDVD一緒に見たりとか、楽しくやってました。で、このまま通い婚の関係でもよかったんですが、子供ができたんで結婚が視野に入ってきて。でももしまた結婚するなら絶対に離婚したくない、ということで話し合って「お互いに干渉しない一定の距離を保つ」ことに決めたんです。

 

繁忙期にいきなり音信不通になる、けど嫉妬しなくていい人

 

最初は、どうなるかな？と思っていたんですが、そのうちダンナが年末の忙しい時期に突入してしまい、そうしたら自分の仕事が忙しくなりすぎて忙殺されて、全然音信不通になったことがあったんですよ。そこでダンナも、やっぱり距離がある方が仕事がしやすいと気づいたんじゃないでしょうか？

 

特別なことをやってる訳じゃない。自分たちが無理しないように

 

全然あたらしい夫婦関係とか、そういう意識はありません。お互い離婚してそこから学んだことを形にしているだけなんです。恋愛至上主義の人には信じられないスタイルかも知れないですが、これはこれで幸せですよ。ダンナにも話を聞いて見てくださいね。

 

というお話を聞いておりましたら、文香さんはそのまま産休でご実家に。しばらくしてダンナさんと単独でお会いすることが出来ました。

 

忙しいとき放っておいてくれる優しさ

 

僕は自分で会社を立ち上げて、輸入貿易とオリジナルの服を作って売っています。元々は小さな商売をしていたんですが、だんだん売れるようになって来て、オリジナル商品を作ったりしてるうちに中国に出張に行ったり、仕事で1日、2日、くらいずーっと帰れなかったりで、前の奥さんとはスレ違いだらけだったんですね。最後はケンカばかりでした。なので、そういう仕事モードになった時放っておいてくれる奥さんは本当に助かります。

 

自営業の人はどうしても仕事にのめり込む

 

基本的に男性は仕事にのめり込んだらグーっと入り込んでしまうじゃないですか？僕もそんなに仕事の虫ではないつもりなんですが、自営業ってそういう立場に追い込まれてしまうものなので、基本クライアントさんの都合に合わせて自分たちのスケジュールも制約されてしまいます。でもそれもこれも奥さんと娘のためにやっているんで、なんで仕事ばかりしてるの？って言われても…困るんですけど（笑）その点、文香さんは全然干渉してこないんで助かります。

 

充実してます、キッパリ

 

コミュニケーションは、LINEとかメッセンジャーでかなりマメに取り合ってます。そうですねぇ〜なんかものすごく気の合う異性の友達って感じですよ。向こうは実家が好きなので、妊娠を機に奈良に帰ることがしょっちゅうでしたので、今はこれ幸いにとこちらも仕事をバリバリやっています。

 

 

娘の誕生に立ち会った。もう一生頑張れる気しかしません

 

娘の出産に立ち会って本当に感激しました。またこれからも仕事ガンガンやっていこうと今気合を新たに入れ直しています。今日もこの後すぐに娘の顔を見に行くところです。確かに他人から見たら「恋愛感情がないのに結婚した」とかウソでしょうって言われますけど、そんなにドライな感じじゃないですよ。一緒にいればいつも一緒にキャッキャ騒いでますし、LINEとかでも連絡取り合ってますよ。私も前の結婚で失敗したので、また仕事が忙しくて離婚するのは嫌だったんです。この距離で、ちょっと遠くにいる異性の親友（カラダあり）というのが合っていると思います。

 

婚活は結局のところ「パートナー」探しなのでは？

 

それでも「パートナー」は必要だと思っていたんです。嬉しいこととか楽しいこととか、こういったあたらしい命を授かることとか、そういうことをシェアしている相手は必要だな、とお互い思っていました。だから、一生ベストな関係でいられるようこのスタイルを選んだんだと思います。愛していますよ文香さんのことを。

 

 

 

 

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