「秘密の婚活ルーム」その1

体験談

 

あまりに面白い「ぺんぎん村」さんのお話です。ぺんぎん村さんは人生でお付き合いした人が1人、自称「こじらせ系リア充から程遠い女」だそうです。彼女が婚活に踏み出したきっかけはテレビ番組NHKの「ドキュメント72時間」でした。壮大なドラマになりましたので、まずは第一回目「その1」をお送りします。いつもはお話の中に婚活パーティーの情報を散りばめている婚活チップスですが、今回は婚活パーティーに参加する前の段階のお話です。ちょー面白いですよ。

 

 

 

婚活パーティーがオタク号泣のドキュメント72時間に!

 

昔から地味に好きだった番組の一つにNHK の「ドキュメント72時間」という番組があります。一つのお店や場所にカメラを据えて72時間そこにやってくる人を淡々と写し続けている番組なのです。全然派手な番組じゃないけど、そこで生きている普通の人たちの人間ドラマに思わず「ホロっと」させられる番組なのです。ウソです、たまに号泣しています。

 

 

秘密の婚活ルーム目にが釘付け

 

もう一年くらい前のことだったと思います。いつものように何の気なしにドキュメント72時間を見ていたら、その回のタイトルは「秘密の婚活ルーム」でした。なんじゃそら?と思いながら見ているうちに、私の目は釘づけになり、目が皿のようなり、30分食い入るようにガン見してしまいました。

 

なんという!夢のような空間で婚活パーティーが

 

 

やばい!これだ、これに行かなければ。やばい、やばい、こんなことが行われていたとは全然知らなかった、、、と自分の無知ぶりをさらけ出してしまいましたが、そこで取り上げられていたのは大手婚活会社がやっている「パーティー★パーティー」という個室型婚活パーティーの特集でした。今時の人たちは(私も今時の人ですが)こんなに素敵な空間でお見合いをやっているんだなんて全然知りませんでした。

 

白い教会(チャペル)だ、ここで将来結婚する人に会うかも知れない

 

 

 

白いパーテーションに区切られた個室がずらりと並んでいるその空間は、私の夢に出てくる白いチャペルに見えたのです。あ、これは教会の椅子だ、そして、この椅子と椅子の間に続くこの通路。これこそが憧れの「バージン・ロード」だ!!!、これだよコレコレ。私の耳にはカラーンコローン♬というチャペルの鐘の音が鳴り響いていたのです。

 

これなら婚活できるかも:個室型婚活パーティー

 

何と言っても私の心をくすぐったのは「個室型婚活パーティー」の仕切り(パーテーション)で、会話の内容を他人に聞かれないということでした。2人がけの椅子で男女が横並びで座り、そこをパーテーションで区切った「半プライベート」な空間。でもその板一枚のプライバシーが重要だったんです。それまで私が持っていた婚活パーティーというイメージは、たくさんの椅子が並んでいて向かい合わせの男女がズラッと並んでいる光景でした。あれじゃ隣の人に丸聞こえになっちゃう。そんなの無理無理と思っていました。

 

 

プライバシーそしてiPadというオタクホイホイの二段構え

 

それが、「半」とはいえプライバシーが守られた空間でお話が出来るのです。しかもプロフィールはiPadに入力して、カップリングもクリックで出来るとは、、、まさに願ったり叶ったり。これなら超内向的女の私でも婚活に踏み出せるかも知れない、と思い、いきなりこの婚活パーティーに参加しようと思いました。早速検索だ!!!鉄は熱いうちに打て、ですよね。

 

IBJ

 

 

そして、すぐに画面に写っている婚活会社のロゴを検索しました。「IBJ」 この三文字が何度も画面に出てくるので、アイ・ビー・ジェイ、アイ・ビー・ジェイ、と念仏を唱えながら、グーグルで検索して見ました。あった!IBJ(アイ・ビー・ジェイ)…即クリック。すると出て来た出て来た青い色のホームページ。ん、でも待てよ?なんかビミューに違うような雰囲気が、、、、でもちゃんと「婚活ラウンジIBJメンバーズ」と書いてあるから多分これだろう。ま、いいか、と思い直し資料請求をポチッと押しました。

 

桁が違う、0が2つ多いお値段のことはまだ知らずに

 

これがとんでもない勘違いだったのです。IBJメンバーズは大手の結婚相談所であり、そのIBJが運営している婚活パーティーが、テレビで流れていた「パーティー★パーティー」だったのです。チョー紛らわしい…もう何とかしてよ。つまり婚活未経験ど素人の私がいきなり結婚相談所の門をドンドンドンとノックしていたのです。恐ろしやー

 

ああ勘違い!笑ってくだされ

 

なんで気づかなかったんだろう?と言われても、分からない人というのは一定数いるもので、今見るとパーティー★パーティー by IBJと書いてあるので分かるのですが。私は「なんか変だな?」と思いながらも資料請求をし、そのまま新宿支店に予約を入れてしまったのです。私の夢の白いチャペルでの個室型婚活パーティーに向けての大いなるだ一歩が踏み出されたのでした。

 

 

どうしてそんなに熱くなったの?

 

大いなる第一歩の前に、ちょっと時間を戻してテレビ番組「ドキュメント72時間」のことに話を戻しますが、なぜ私がこんなにも熱くなってしまったのかというと、ナレーションで「この日、300人がやって来て、カップルになったのは50組」と言ったのです(驚)。いかに算数ド下手の私でも、1日に300人がやって来て50人がカップル成立するということは、男女が半々、150人ずつとして、50人がカップルになるというわけですから女子の3分の1はカップルになってここを出て行くということですよ。(まあ男子もですけど)3分の1ですよ、3分の1。

 

 

だいたいドキュメント72時間見てるのはこの人種

 

また、こんな番組見てるのはだいたいオタクです(勝手に決めつけてすいません)。でもドキュメント72時間好きな友達ってほとんど「こじれた女子」ばかりですのできっとそうだと思います。このテレビが放送されたことにより「オタク」がたくさんパーティーパーティーに参加してくる可能性があります。普通の人には理解されない私も、これなら私にも可能性があるかも知れない!と思ったのです。

 

あれアキバのバックステージPASSに来てませんでした?

 

中に1人38歳のシステムエンジニアの男性が出来て来ました。もうルックスを見ただけで絶対カップル成立しないだろうな、というオーラが出まくっている人でした(すいません)でもこのタイプの人って地下アイドルを応援しにアキバで必死にオタ芸やってるオジサンにはいっぱいいるタイプなんです。どうして畑違いの新宿に…どうして真面目な婚活パーティーに…きっと何かあったんだ、と思わざるをえない人でした。案の定カップル成立なしでした。

 

とっても野暮ったそうな彼はなんと外国人、え?マジで?

 

 

そしてもう1人。なんとなく野暮ったい感じの男性が出ていましたが、なんとその人は日本に来て7年になる「韓国人」です。すごくないですか?隣とはいえ外国なのに!外国の婚活パーティーとかに参加するって、できますか?それだけでもエライよ君!しかし当然というか彼はカップルになれず終了。惜しいことにこの人は韓国人だけどプサン出身で、韓国人なのにソウルに行ったことがないという「通好み」の韓国人だったのです。私なんかはプサンの屋台回るの大好きなんで逆のこの人の方が良さそうなんだけどな。「結局うまく行くのはイケメンだけ。外見だけじゃなくて、中身で判断してもらいたいな」と至極真っ当な言葉をつぶやきながら去って行ったのです。

 

オタ芸も来る、韓国人も来る、さあどうする?

 

私の中でいろんなものが弾けてしまいました。もうここに行くしかない!と私の決意は固まりました。そこで「鉄は熱いうちに打て」の箇所に戻るんですが、急いで検索し資料請求をし、予約まで取ってしまいました。もちろん、白い教会のようなパーテーションの婚活会場に行き、3分の1の確率でカップルになる1人になることを夢見ていながら、実は結婚相談所の門を叩いていたとも知らずに、、、、

 

 

続く → こちら

 

 

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