結婚相談所 by JA、え?、JKじゃなくJA?

体験談

 

結婚相談所というとどんなイメージがありますか?高いけど確実に結婚へと導いてくれる?大手だと洗練されているけど、無名の小さな相談所だったら世話焼きのオバちゃんが仕切っていて強引に相手を決められそう…とか。さて本当のところはどうなんでしょう?体験談は貴重ですね。地域によっては、え?こんなところが結婚相談所をやってるの?という場合があります。このお話はちょっと他では聞けない貴重な体験だと思いますよ。

 

 

焦るアラサー30婚活

今は専業主婦です。34才で結婚しました。元々結婚願望が強かった私です。友達が皆順番に結婚していく中、私だけ独身。30才過ぎてから、かなり焦りました。

 

そしていつしか「出会い無し」に

 

30才までは、つき合っていた彼氏と結婚するものだと思っていたけど、別れてからは、出会いがなかなかありませんでした。

 

農協がやってる結婚相談所

 

そこで、親戚のおばさんにお見合い話をもらったりしましたが、なかなか上手くいかず、32才の時に、農協がほとんど事前事業でやっている結婚相談所に登録しました。え、農協って!?って驚かれますが、そうですあの農協。最近はJAとか言いますけど。

 

 

 

農協のシステム(←なかなか聞けない情報ですよ)

 

結婚相談所は、登録は無料で一回お見合いするごとに3000円支払い、結婚が成立したら、5万円を払うというものです。農協というとダサいイメージがあるかも知れませんが、県や市の中では重要なポジションを占める大きな組織ですので、農協の紹介と言えば逆に信頼される土地柄です。

 

農協の人脈(ネットワーク)から男性が選ばれてくる!

 

3ヶ月ほどで4人ほどと会いました。県の職員、農家の次男、建設会社のサラリーマン、農協の職員、4人とも共通していたのが、会ったときと写真のギャップがすごかったことです。かなり前の写真を使っていたみたいです。

 

 

プロフィール写真疑惑は農協でも!?

 

ひとりに関しては、髪の毛の量が明らかに違っていて、会ったとき、誰かわからないぐらいでした。
その時は、会った瞬間帰りたくなるぐらいビックリしました。

 

本当にいた!!!世話焼きのオバちゃん!

 

その結婚相談所は、60才代の女性の方がお世話してくれました。
断るとき、その女性の方に「そんなに選んでいちゃ結婚できないよー」「何がダメなの。いい人よー」と言われ、すごい罪悪感。断るときがつらかったです。 このセリフがしばらく耳から離れなくてトラウマになりました。

 

 

 

オバちゃんと親のダブル攻撃にもう降参

 

早く結婚してほしい!と親にも同じようなことを言われ、断るときの疲れが増しました。とても結婚に焦っていた私ですが、結婚相談所は、紹介してから3ヶ月~半年ほどの付き合いで、結婚するかどうか判断しないといけないみたいで、比較的慎重な私が半年で結婚を決めれないと思い、退会しました。

会う前の期待、緊張感、会った後、断る時の疲労感。せっかく結婚を夢見て相談所に入ったのに逆に自分を苦しめることに。精神的ストレスは相当なものがありました。

 

 

きっかけは突然に

 

お見合いや結婚相談所での出会いは、無理だと諦めていたとき、今の夫と飲み会で知り合いました。
飲み会というより、ある有名なお店の10周年記念パーティーだったのですが、そこに県内外のいろんな業界の人が参加して名刺交換しました。話していてとてもいい感じの人でしたが、なんと帰る時にはもうスマホに「また会いたいです」というメッセージが来ていました。これはひょっとして発展するかも?何か胸さわぎの「予感」がしました。

 

 

また親とオバちゃんのダブル攻撃「罰ゲー状態」に戻るのか?それとも

 

慎重で決断力のない私ですが、これは決めないと大変なことになる、と焦燥感から夫と付き合い始めました。そして付き合って、1ヶ月ほどで結婚を意識。私の方が早く結婚したいと、焦っていた感じです。いや正直いうと、またあの結婚相談所に戻って、すごいおっさん達を紹介されても、彼よりいい人に出会う可能性があるとは到底思えませんでした。この人で決めようと、この人に決めないとまた親とオバちゃんに怒られる。「予感」を「現実」にするために、私は積極的に動きました。

 

 

もし〇〇だったら関係ありませんでした。

 

むしろ追い込まれたことによって、いつもなら慎重過ぎてスローだった私の行動は完全に本気モードに入りました。本気、つまり完全にこの人と結婚する気で付き合うのです。好きになったら、結婚に交際期間は関係ありませんでした。なので、結婚相談所で出会った人ともし恋に落ちていたらも、短期間で結婚が決まっていたかもしれません。

 

本気モードになれるか?どうか?それが婚期を決める

 

私の場合は慎重に選んでいたことがズルズル婚期が遅れる原因だったです。ここで結婚を決めなければ本当にヤバい、という真剣なモードに入ることが重要だったと思います。なかなか結婚が決まらない人は、どこかまだ余裕がある、まだ次がある、と考えているのかも知れません。私はそうでした。それに気づかせてくれたのは農協の相談所ですから、相談所には感謝しています。何にせよ結果オーライです。今はとても幸せです。

 

 

写真は合成ですから、念のため

 

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