婚活30代;サイトに頼らずパーティー行かずアプリも使わず、山あり谷あり涙ありだったけど何とか結婚に

体験談

女性がお見合いに踏み出すきっかけは何でしょう?色々あるんですが、「ねぷりん」さんのきっかけは突然の人事異動でした。今婚約が決まった彼女の今を語ってもらいました。

 

お見合い”婚活”はある日突然あらぬ方向からやってきた

私は現在32の女性で、何とか結婚することが出来た者です。、結婚に辿り着くまでには山あり谷あり涙あり、色々と大変なことがあり本当に苦労しました。

 

 

人事異動。いきなり地味な部署に異動が

まず30の頃に会社を辞めてしまったのです。会社に入って8年目に、ある地味な部署に異動を命じられました。そこの部署がどうにも肌に合わず、さらにその部署の同僚との人間関係がうまくいかず、私は完全にいじめのターゲットにされてしまいました。

一か八か、辞表を持って上司に直訴!

上司に直訴し、元の部署に戻してくれるか、退職するかで相談に行きました。自分の力を発揮したい。元の部署に戻してくれた方が会社に貢献できますよ!と訴えましたが、答えは「時期が今じゃない:我慢してくれ」と言われ、私は泣く泣く会社をやめることにしました。(涙)

婚活バスツアーをやっている高校時代の友人「K」

バスツアーなどを企画する旅行会社に高校時代から仲の良かった友人が勤めており、久しぶりに会って色々積もる話聞いてもらいました。やめた会社への「愚痴」、最近のアレコレをを8時間くらい(女性は話すんです)、そこでいきなり友人から「結婚相談所」を勧められたのです。「え、結婚!?」と目をパチクリさせて固まってしまいましたが、友人は本気で勧めてくるのでした。コレ完全に青天の霹靂。

久しぶり!結婚しなよ(笑)何その展開

 

婚活 パーティー 無縁の人生

だいたい婚活パーティーとかその手のイベントは全く行ったことがない婚活素人だったのですが、いきなり結婚相談所というガチモードの世界を紹介されてとても驚きました。なんでも知り合いの相談所は成婚率がよく、結婚した後も仲良く暮らしているご夫婦が多いのだそうです。

このまま落ちてしまうのか。

気づいたら周りの友人の殆どが結婚していたという私の世代ですが、会社に辞表を叩きつけるとすぐに私の婚活が始まったのでした。

 

運命に流されるままにお見合いしていいのか?

もちろん一応自分でもネットで色々と情報を集めたのです。いきなり結婚相談所でいいのか?いきなり婚活とかできるのか?と自分に問いつつ、何かもっと自分でできることもあるのでは?と思ってリサーチしたのです。最近では、婚活アプリやマッチングサイト等が人気があることが分かりました、

少し運命にあらがってみたいので自分でもリサーチ

アプリかー、これ使ってみようか?と少し迷いました。いくつになっても大丈夫。年齢に関係なく40歳、50歳で始めている人もいますよ、と宣伝文句には書いてありましたが、調べていくうちに、私にはとても出来ないと思いました。

 

やっぱり無理だわーこれ。

実際問題、大学生や20代前半の若い人たちがやっているような男性のプロフィール写真をサクサク見て、「いいね」を押したり、メッセージをやりとりしたり、デートしたり、うううっ、どうなんでしょう?私には無理だと思いました。

個人の経営する結婚相談所:ボス姐(ねえ)登場

 

私が紹介された結婚相談所はインターネットなどで紹介されているような大手ではなく、「会長」と呼ばれる友人の知り合いが運営している小規模(ほぼ個人経営)なところで、その点に少し不安を感じました。ところが、話してみると意外にも居心地が良く、悪い感じがしませんでした。むしろ担当の女性アドバイザーとは、話しているうちに意気投合。ヤル気が燃えてきました。

 

結婚相談所:ボス3つの教え

 

お値段はお友達価格の30万で、その他の〇〇報酬はいらないとのことで入会を決めました。ただ、会長(相談所のボス姉)から、はっきりと言われたことがありました。

連絡はすぐに返すこと。
伝えたい希望があったらはっきりと伝えること
いい結婚と同時に、いい家庭、を作ることを視野に入れること

この3つを言い渡されました。

 

大切な教え

 

連絡はすぐに返す:というのは、とても大切なことらしく、連絡がマメに取れない人には、相談所の人も「いい人」を紹介しにくいというのです。それはよくわかる気がします。私は仕事を失ったので返事はすぐに返せますので大丈夫ですと言いました。

希望もはっきり伝える:結婚すること自体にぼんやりとしたイメージしかなかった私は、どちらかというと、「受け身」の姿勢になることが多かったと思います。どうしても人の意見に流されがちですが、やはり結婚ですので、何か違和感などを感じたらすぐに言うように言われました。そしてそれは実行しました。

いい結婚というと、イケメンで年収も高くて、という一般的な玉の輿のイメージありますが、やはり結婚というのは家庭と家庭が結ばれることでもあるので、夢ばかり追わず、いい家庭が築けることを視野に入れて相手を見ることが大切:とのアドバイスを受けました。

 

たくさんのファイルから

事務所のファイルから、ボス姐が「これは見ていいよ」というファイルを渡され、男性たちのプロフィールを見せてもらいました。公務員、会社経営者、大手企業、中小企業、地元密着型、東京Uターン組、選り取り見取りの男性ではあるんですが、どの人も、あとちょっと何かが欲しい、という感じの人たちでした。

 

相手をえらぶ、相手にえらばれる、どっちも大切

 

そんな気持ちでファイルを見せてもらっていると、ボス姐が「男性たちを見てこちらが選ぶことも重要なんだけど、自分がこういう人たちにふさわしい奥さんになれるかどうか?も考えないとダメだよ」と言いました。家事は分担すべきだけど、奥さんが全く掃除ができない、料理も全くしない、化粧も身だしなみも気を使わない、という人だったら…そういう人って結構あとでこじれるよ、とも言われました。

色々話し合っていくうち、私とスタッフで考えたチェック項目が以下の3点です。

選ぶことも大切だけど、自分が選ばれる女なのか?客観的に見直してみる
ご家族とも仲良く出来るのか?お母さんと、姉さん、妹さんと、冷静に相性をみる
ルックスや収入だけに心を奪われていないか、もう一度自分に問い直す。

 

いよいよ、私のお見合いが始まる

 

そうして、お見合いのセッティングをしてスケジュールを合わせ、早速1人目の方に会いました。
そして2人目、3人目、4人目、、、それから、ちょっと日を置いて、5人目。

 

ボス姐から呼び出される

6人目になる時、相談所のボス姉から呼び出されました。「特別に紹介したい男性がいるからみて」とプロフィールを見せられました。え、年下?と思わず目を疑うくらい若く見える男性です。びっくり。私ですら思わず「可愛い…」とつぶやいたほど少年のような顔をしていました。

ふんわり草食系の青年

 

プログラマーの32歳の「ゆー君」。今の会社に就職してからプログラマーになった遅咲きのプログラマーなんですが、その割にちゃんと10社近くもクライントを担当している「出来る」プログラマーでした。ボス姐がそれを狙っていたのかどうか分かりませんが、狙い通り、私はとても彼に興味が湧いて、お見合いをしました。ポワンとした感じのおぼっちゃまで、なぜかほおっておけないのです。どう?と聞かれて、ちょっと間を置いて「お付き合いすることにします」と答えました。

 

タンポポのたね

デートに現れた彼は、髪はボサボサ、服のセンスはまあまあ、スマホゲームやってる姿はまるで学生のようでした。なんとなく、ぼーっとしていて危なっかしく、お世話をしたあげたくなるタイプ、というか、お世話しないとこの人マズイでしょというオーラを出してくるのです。ほおっておくとタンポポの種みたいにフワフワどこかへ飛んでいきそうな感じなのです。

なに、この年収なにこの預金通帳

なのに、びっくりしたのは2度目のデートで全ての給与明細と預金通帳を見せてくれたことでした。年収が〇〇万円と普通(平均)なんですが、驚いたことに彼は就職してからほとんどお金を使わない人だったのです。通帳にものすごい金額が溜まっていて、思わず数を数えてしまいました。

お見合い→プロポーズってどういう展開

そして、ついに先月、彼から正式にプロポーズが。青天の霹靂がさらに意外な展開で、自分でも呆然としております。お見合いしてるんでプロポーズは当たり前でしょ?、と突っ込まれそうですが、やっぱり男性から正式に「結婚してください」と言われたことはものすごく嬉しかったです。今結婚を前にして、このおよそ半年前のあれこれを思い出します。会社を追われ泣く泣く仕事を失い、ひょんなことから結婚相談所に。紆余曲折、山あり谷あり、そして涙あり、今私は運命の不思議さを噛みしめています。私が、この私が、結婚するんだーー。本当か?やったー!

 

 

 

 

 

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